長い間ともに生活し、かけがえのない家族であった動物たちとの別れや死は本当に悲しくつらいものです。
      愛していた動物たちを亡くしたことをきっかけに、精神的に落ち込んだり、後悔が強くなったり、無気力になったり、食欲がなくなったりといった不調があらわれることが多く、ペットロス症候群とも呼ばれます。
       彼ら・彼女たちを失ってすぐではなく、しばらくしてから悲しみや罪悪感を抱えて涙が止まらなくなるようなことも少なくありません。また、大切な動物たちが重い病気になったときにも、ペットロス症候群に似たつらい気持ちを抱えて何も手がつかなくなることがあります。 

                       この小さな一冊に込めた思いがあります。

      愛猫の小雪が起こしてくれた数々の奇跡と、教えてくれたたくさんのことを、一人でも多くの人に知って欲しい。
   同じように動物たちととともに生きるすべての人に、動物たちがどれほど飼い主である私たちを想い、信じ、日頃から見守ってくれているかを伝えたい。小雪が最後の一分一秒まで生き切った証を形に残したい。

           その一心で、愛猫が虹の橋を渡った翌日から、毎日大泣きしながらも10日間かけて書き上げました。

    小雪の想いが、愛が、この世に生きる全ての人々に伝わり、一人でも多くの人々が、愛する家族(動物たちも含め)との大切な日々を、当たり前と思うことなく、かけがえのない時間を、愛し合い信じ合い、互いに想い合い、幸せに過ごせますように。そして、愛する家族との関係を振り返る小さなきっかけになれば嬉しいです。
                  
                   世界中の人々の(動物たちも含め)幸せを心から願っています。


                      愛する動物たちとの別れと向き合っている皆さまへ。  
                  そして、愛する動物たちとかけがえのない時間を今過ごしている皆様も。
                     これから共に過ごす皆様にも、ぜひ読んで頂きたい一冊です。